【高2の冬から決めたイタリア医学部進学】

ビオメディコ大学
Università Campus Bio-Medico di Roma
齋田千百合さん(10代/女性/学生)

〈「イタリア医学部予備校」に対する感想〉
高校二年生の冬、英語で医学を学びたいと考え、イタリアの医学部を目指すことを決めました。
何から始めればよいか分からなかった私は、「イタリア医学部予備校」に入会し、日本とはまったく異なるイタリア医学部受験の制度や受験要項について多くのことを学びました。
「出願手続き」や「過去問題の提供」なども丁寧にサポートしてくださり、2週間に一度のオンライン面談に加え、疑問があればその都度面談を設けて対応してくださいました。
イタリア留学に必要な書類や準備もすべて教えていただき、本当に助かりました。
〈イタリア医学部を目指そうと思ったきっかけ〉
私がイタリアの医学部を目指そうと思ったきっかけは、英語で医学を学びたいと考えたからです。
はじめはアメリカやカナダなどの英語圏への進学も検討していました。
しかし、それらの国では制度が異なり、一度大学を卒業してからメディカルスクールの試験を受ける必要があります。
競争率が非常に高く、多くの年月を要すること、そして現在の国際情勢なども考慮し、私はヨーロッパの大学を選びました。
日本と同じように6年間で学べる医学部があり、その中で英語コースを設けている大学を受験しました。
〈受験までに感じていた不安〉
受験で最も不安だったのは、圧倒的なリソースの少なさでした。
日本の受験では過去問や問題集、対策教材などが簡単に手に入りますが、イタリアの医学部受験に関しては、理科系の英語問題集や生物・化学の英単語帳など、必要な教材を見つけるのがとても難しかったです。
さらに、ヨーロッパ圏内の受験者に比べ、ヨーロッパ圏外からの募集枠が少なく、英語が母語である受験生たちと競う必要がありました。
私は英語をある程度話せたものの、ネイティブではなかったため、不安を感じることが沢山ありました。
〈入学後の環境について〉
イタリア医学部に入学した後のことを少しお話しします。
私はローマのUCBMという大学に通っています。
ローマには見どころが多く、友達と街に出て過ごす時間はとても楽しいです。
英語のコースではありますが、イタリア出身の学生が多く、普段はイタリア語で会話している人が多いです。
もちろん、授業は英語で行われるため、英語とイタリア語の両方に触れられる環境です。
1席ごとに充電ができるので、とても便利です。
食堂も充実しており、水を無料で補充できることに加え、3ユーロでパン・プリモ(スープ等)・セコンド(メインディッシュ)・フルーツまたはデザートを選べます。
ピザやハンバーガーなど日替わりメニューもあり、味もとても美味しいです。
理系の総合大学なので、栄養科や看護科など、他学部の学生とも交流があります。
スポーツチームに所属したことで、学年を超えたつながりができ、先輩方も親切にサポートしてくれます。
〈今後の受験生に対するメッセージ〉
イタリアの医学部受験は、日本とは大きく異なり、最初は戸惑うことも多いと思います。
ですが、早めに準備を始めれば、必ず道は開けます。
英語力や理系科目の基礎を固めることはもちろん、試験の形式に慣れることも大切です。
私はたくさんの過去問や問題を解くことで受験形式に慣れて行きました。
分からないことは一人で抱えず、周りに相談しながら一歩ずつ進めば大丈夫です。
イタリアで医学を学ぶという夢は、努力すれば必ず現実になります。応援しています!