【海外経験ゼロから島の医学生へ】

カリアリ大学
Università di Cagliari
栗田杏さん(20代/女性/学生)

〈「イタリア医学部予備校」に対する感想〉
現在、カリアリ大学英語医学部に通うことができているのは、試験対策から複雑な出願手続きまで一貫してサポートしてくださった「イタリア医学部予備校」の存在があったからだと強く感じています。
YouTubeでの情報発信に加え、入会後の「受験校相談会」では、国公立・私立それぞれの大学について現役の学生から直接お話を伺うことができ、自分に合った受験校を考える上で非常に大きな助けとなりました。
特に印象に残っているのは、ビザ申請やカリアリ大学の入学手続きのサポートです。
今年は例年と異なる点が多く、大学からのレスポンスも遅かったため、締切に間に合うか不安になる場面が何度もありました。
しかし、事務局の方が現地チューターと密に連携し、最後まで粘り強く対応してくださったおかげで、無事に手続きを完了することができました。
〈受験までに感じていた不安〉
最も大きな不安は、「本当に合格できるのか」という点でした。試験の配点や内容が少し変更されたことに加え、前年のIMATの易化により合格最低点が大きく上昇していたため、今年の目標スコアが読みづらく、常に不安がつきまとっていました。
そうした中で、予備校の模擬試験は大きな支えとなりました。
トルコの予備校とも連携したデータをもとに、自分の順位や平均点との位置関係を把握することができ、「今どこにいるのか」を客観的に理解できたことが、学習の指針とモチベーションの維持につながりました。
また、海外会場での受験も初めてであり、コンディション管理の面でも不安がありました。
実際に、香港行きの飛行機が欠航し、翌日の振替便に変更になるというトラブルも経験しました。
もし一人での渡航だったらと考えると不安は大きかったと思いますが、余裕を持った日程と予備校スタッフの方の同行があったことで、落ち着いて対応することができました。
さらに、試験会場の変更という予想外の出来事もありましたが、これも予備校スタッフの方が事前に会場の下見を行ってくださっていたため、当日は混乱することなく会場に向かうことができました。
〈受験勉強で辛かったこと〉
4ヶ月という限られた時間の中で、生物をゼロから仕上げなければならなかったことが最も大変でした。
高校では物理・化学を選択していたため、知識が全くない状態からのスタートに強い焦りを感じていました。
しかし、予備校の映像授業は「項目別の講義→関連するIMAT過去問解説」という流れで構成されており、効率よく理解を深めることができました。
また、日本語と英語の両方で受講できる点も大きな助けとなりました。
英語に不安があった中でも、分野別の演習を積み重ねることで着実に力を伸ばすことができ、本番では生物が足を引っ張ることなく、他の受験生と遜色ないレベルまで引き上げることができました。
〈サポートがあって良かったこと・助かったこと〉
イタリア医学部予備校や、提携しているトルコの予備校が持つ膨大なデータをもとに、その年の志望動向を分析し、自分の模試成績と照らし合わせながら、合格可能性の高い大学を一緒に検討していただきました。
自分一人では判断が難しい部分も多かったため、とても心強く感じました。
また、私立大学受験への対応の速さにも大きく助けられました。入会から出願締切までわずか1週間という非常にタイトなスケジュールでしたが、必要書類の準備から出願まで的確にサポートしていただきました。
さらに、口頭試験対策として本番に近い形式の模擬試験を受ける機会もあり、初めての試験にも落ち着いて臨むことができました。
国立一本に絞らず、私立という選択肢を並行して持てたことは、精神的な安心感にもつながりました。
〈カリアリ大学の魅力〉
サルデーニャ島に位置し、本土と離れていることから敬遠される方もいらっしゃるかもしれません。
私自身も当初は、島であるという理由から選択肢に入れていませんでした。しかし、実際に通ってみると、想像以上に過ごしやすい環境であることが分かりました。
中でも、生活のしやすさと人とのつながりの強さが大きな魅力だと感じています。
カリアリはイタリアの中でも比較的治安が良く、落ち着いた環境で安心して生活することができます。
中心地に行けば生活に必要なものはほとんど揃い、コンパクトな街ながら不便さはあまり感じません。
海や公園、レストランなどリフレッシュできる場所も多く、日常生活の満足度は高いです。
公共交通機関も安定しており、バスや電車はほぼ時間通りに運行しています。
また、本土への移動も比較的容易で、場合によってはローマからミラノへ電車で移動するよりも安く行けることもあります。
さらに、学年全体のつながりが自然と生まれやすい環境であることも特徴です。
学年全体のグループメールでは授業に関する情報共有だけでなく、遊びの誘いも頻繁にあり、日常的に交流が生まれます。
そのため、周囲との距離も縮まりやすく、友人関係を築きやすいと感じています。
落ち着いた環境の中で安心して生活しながら、充実した学生生活を送ることができることがカリアリ大学の大きな魅力です。
イタリア英語医学部を検討されている方は、ぜひ選択肢の一つとして考えてみてください。
〈今後の受験生に対するメッセージ〉
イタリアの英語医学部は、日本ではまだ一般的な進路とは言えず、不安を感じる方も多いと思います。
しかし、実際に入学してみると、世界中からさまざまなバックグラウンドを持つ学生が「英語で医学を学びたい」という共通の目標のもとに集まっており、非常に刺激的な環境で日々を過ごすことができています。
海外経験もなく、英語でのコミュニケーションにも自信がありませんでしたが、今では一緒に勉強する友人にも恵まれ、休日には出かけたりヨーロッパを旅行したりと、充実した日々を送っています。
不安は尽きないと思いますが、信頼できるサポートがあれば確実に前に進むことができます。
ぜひ一歩踏み出して挑戦してみてください。