ミラノ大学
Università degli Studi di Milano
ミラノ
英語コースが創設された年
2017年
定員数(2024年度)
〈non-EU枠〉
15名
〈EU枠〉
55名
合格最低点(2024年度)
こちらの記事からご確認ください。
※以下の情報は、過去の学生へのインタビューに基づいて掲載しております。
臨床実習の内容
臨床実習は、3年生から始まり卒業まで続きます。
通常、授業や試験が行われない各学期末に、最大1ヶ月の期間で行われます。
実習は主に「見学」であり、実際に手を動かす機会は非常に限られています。
これはイタリアの医科大学全般における標準的な形態ですが、積極的に教授に依頼することで、必修外の実習で経験を積むことができます。
また臨床年次に進むためには、大学認定のイタリア語試験でB2以上を取得する必要があります。
B2取得のサポートのため、医学部の留学生に対して、1,2年生の間に無料で「集中イタリア語クラス」が提供されています。
試験制度
試験は、試験期間のみに実施され、各試験について少なくとも7回の試験日が設けられています。
1,2年生の試験は、筆記試験と口述試験の両方があり、筆記試験に合格しないと口頭試験に進むことができません。
評価は主に口述試験で行われ、筆記試験はそのための通過点として機能します。
3年生以降も、主要な試験は同様の形式で行われますが、口頭試験で不合格になった場合、同じセッション内では筆記試験を再受験する必要はないことが多いです。
例外として「筆記試験のみ」または「口述試験のみ」の科目もありますが、後者の形式の方が、前者よりも一般的です。
住居
大学を通じて学生寮を利用することもできますが、競争率が非常に高いです。
主要な大学建物(L.I.T.A.)は市外にあり、このエリアでは家賃が比較的安価です。
多くの学生は、地下鉄グリーンライン(M2ライン)の駅近くに住むことを目指し、家賃は「アパートの品質」「エリア」「ルームメイトの有無」により大きく異なりますが、概ね「月約400~1,200ユーロ」の住居を探すことが多いです。
クラスや教授について
クラスの規模は年次により異なりますが、通常40~50人です。
少人数制により、教授との個人的な関係を築くことも可能で、仲良くなることで実習依頼や口述試験において有利になることもあります。
教授陣は世界レベルで、ほとんどの方々は英語のスキルも高いです。