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【2026年IMAT・試験分析】過去3年の比較から見る今年の特徴と、今後の受験対策のヒント

入試情報

2026.10.20

2026年のIMATは、前年と比べてどのような得点傾向だったのでしょうか。また、何点取れば上位に位置するのでしょうか。

当校では、10月9日に行われた「匿名得点発表」のデータをもとに、2024〜2026年の結果を比較しました。

また、後半では「今後の受験対策に向けたヒント」もまとめてありますので、ぜひご確認ください。

1. 全体の難易度と得点

過去3年間の平均点を比較すると、2024年は42.2点、2025年は40.5点、2026年は49.3点でした。
2026年は前年から8.8点上昇しています。

平均点だけでなく、中央値や上位10%の得点も上がっています。そのため、2026年は「受験者全体で得点が高くなった=易化した」ということが分かります。

また、2026年のIMATにおける得点ごとの分布は以下の通りです。

2. 科目別の難易度

合計点の変化より大きいのが、科目ごとの難しさの入れ替わりです。下のグラフと表は、各科目で満点の何%を取れたか(平均得点率)の3年間の推移を表したものです。

2026年は、一般教養と物理・数学がおおむね前年並みであり、論理力は難化し、化学もやや難化しました。一方で、生物は大きく易化し、平均点が前年から11.7点上昇しました。

生物は全体の約38%(90点中34.5点)を占める、最も配点の高い科目です。
この「生物の得点上昇」が「他科目の得点低下」を補って余りある結果となり、試験全体の平均点を8.8点も押し上げる主な要因となりました。

3. 受験対策のヒント

①:過去問の成績は「何点取れたか」だけで判断しない

各年の「受験者全体における上位10%」の目安は、2025年が61.2点で、2026年が69.3点です。
同じ「65点」でも、2025年であれば上位10%の目安を超えますが、2026年では届きません。

※上位10%の目安は、合格最低点ではありません。

したがって、過去問演習では「その年度の得点分布と照らして成績を評価すること」が重要です。
単純な点数の増減だけで、学力が伸びた・下がったと判断しないようにしてください。

②:得点だけでなく「誤答数」「無解答数」「時間配分」などの失点理由も重視する

同じ得点でも、「無解答が多かった」という場合と「正答も多い一方で誤答による減点が大きかった」という場合では、必要な対策が異なります。

後者の場合、例えば「内容は理解できていたが、条件の読み違いや単位の換算ミス、計算ミスによって減点されている」ということがあります。
この場合、得点の低さだけを見てその科目の学習時間を増やしてしまうと「既に理解している内容の復習に時間をかけすぎ、他科目の得点を伸ばす機会を逃す」という可能性もあります。

また、IMATは全科目を100分間で解くため、その科目の得点が伸びなかった理由が「他の科目に時間を使いすぎて、時間が足りなかったから」であることもあり得ます。

得点の内訳と失点の原因を確認し、「知識の補強」「解答の正確さの改善」「解答順・時間配分の見直し」のどれが必要かを見極めることで、各科目の得点をどれだけ伸ばせるかを考え、学習時間を配分することが重要です。

③:「解答する」か「空欄にする」かの判断基準を決めておく

「1つも選択肢を絞れない」という状態で解答した場合、得点の期待値は1問あたり-0.02点となり、無解答の±0点を下回ります。
一方、誤った選択肢を1つ除外して残りの4択から選べば約+0.08点、2つ除外して3択から選べば約+0.23点、3つ除外して2択から選べば+0.55点になります。

ただし、これらは残った選択肢から無作為に選ぶ場合の期待値です。実際には「選択肢を絞ったつもりでも正解を除外している」という可能性があり、想定した正答率が得られるとは限りません。

そのため、過去問や模試を通じて、「何択まで絞れたか」と「実際に正答できたか」を確認し、自分の判断の確かさを把握しておくことが望ましいです。
そのうえで、本番までに「どの程度の根拠や確信があれば解答するか」という、自分なりの判断基準を持っておくことが重要です。

4. 当校のIMAT模擬試験について

当校では、独自の「IMAT模擬試験」を年4回(例年11月・3月・6月・8月)実施しております。

模擬試験では、受験者全体の「平均点」に加え、各設問の「正答率」「誤答率」「無解答率」も算出しています。
これらのデータとご自身の答案を照らし合わせることで、他の受験者と比較した得点状況や、正答率の高い問題での取りこぼしを確認し、優先して取り組むべき課題を見つけることができます。

また、「誤答や無解答の原因」「迷った問題での判断と実際の正誤」を振り返ることで、科目ごとの学習時間の配分や、「解答するか、空欄にするか」の判断基準を組み立てる機会にもなります。

※IMAT模擬試験の成績表サンプル

模擬試験の受験と結果の分析を重ね、学習計画や解答戦略を改善していくことが、本番での得点力向上につながります。
現在の実力を確認し、今後の対策を具体化する機会として、ぜひ当校のIMAT模擬試験をご活用ください。

なお、「2027年度・第1回IMAT模擬試験」の詳細は以下のリンクからご確認いただけます。

https://kondomeditaly.com/news/2027-mock-exam1

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