♦️2025年IMAT試験分析 数学&物理♦️
入試情報
2025.09.19
出題トピック
数学
• 不等式
• 三角関数の不等式
• 集合と論理(デカルト積など)
• 数と式:因数分解
• 中学復習レベル:長方形の性質(周と比)
• 一次方程式(×2)
物理
• 等速直線運動(単位換算・追い越し)
• 電流回路(直並列・合成抵抗)
• 電流(オームの法則等)
• 万有引力
• 運動方程式(力学の基本)
• 静止流体の性質
問題分析
〈数学〉
2025/2026年度は、日本の高校数学IA相当の基礎問題が中心でした。
確率は出題なし、また複雑な計算や重い連立・高次方程式もなし。主に一次方程式・因数分解・不等式(三角関数の不等式を含む)・集合と論理といった標準テーマで、落ち着いて定義と手順を適用すれば解ける構成となっていました。計算量も他年度と比較して控えめで、時間配分の面でも有利と考えられます。総じて過去2年より易化と評価できます。
〈物理〉
今年は運動方程式と電流回路を軸に、等速直線運動(単位換算)・万有引力・静止流体などの基本公式の直接適用型が中心でした。
過去2年に見受けられた、記号だらけで読みにくい設定や「一見むずかしく見える処理」を要求する問題は少なく、物理が得意でない受験生でも教科書レベルの定義と公式の把握で得点しやすい問題構成でした。
全体難易度は基礎〜標準レベル、昨年と比較して取り組みやすい印象です。