♦️2025年IMAT試験分析 生物♦️
入試情報
2025.09.19

出題トピック
生体エネルギー学 ― 発酵
生体エネルギー学 ― 解糖系
生体エネルギー学 ― クエン酸回路(Krebs cycle)
生体エネルギー学 ― 酸化的リン酸化
生体エネルギー学 ― 酸化的リン酸化/電子伝達系(ETC)
細胞生物学
生理学 ― 筋肉
生理学 ― 筋肉
生理学 ― 循環器系/呼吸器系
有機分子 ― 酵素
有機分子 ― 酵素
生理学 ― 消化器系
生体エネルギー学 ― 酸化的リン酸化
生体エネルギー学
生理学 ― 筋肉
生体エネルギー学/代謝 ― 尿素回路
有機分子/生理学
細胞生物学 ― 細胞小器官
細胞生物学 ― 細胞小器官
細胞生物学 ― 細胞膜
生体エネルギー学 ― 一般用語
解剖学と生理学 ― 筋骨格系
生理学 ― ホメオスタシス/内分泌
問題分析
今年度の生物分野は、昨年度と比較すると定義に基づいた知識を確認する形式の問題が中心であり、推論を必要とする設問はほとんど見られませんでした。特に顕著だったのは生体エネルギー論の出題数が大幅に増えた点です。
一方で、遺伝学・分子生物学・タンパク質合成・細胞分裂といった領域は一切出題されず、出題者が毎年、特定の分野を重点的に扱い、他の分野を完全に除外している傾向が改めて示されました。
今年度の試験で中心となったテーマは、細胞生物学、生体エネルギー論、生理学の一部でした。これらを重点的に学習していた受験者にとっては、高得点を狙いやすい内容だったといえます。
当校では上記の点を踏まえ、難易度を10段階評価で表すと昨年度は4/10、今年度は7/10と考えます。そのため、昨年度ほど平均点は上がらない可能性が高いです。
また、特筆すべき点として、筋肉生理学に関する問題が3問出題されるなど、一部の分野への出題の偏りが見られた一方で、その他の生理学分野は扱われませんでした。