【公式】イタリア医学部予備校

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【イタリア医学部を目指して】

パヴィア大学

Università degli Studi di Pavia

前田ともみさん(10代/女性/学生)

〈「イタリア医学部予備校」に対する感想〉

こちらのイタリア医学部予備校にはとてもお世話になりました。

まず、チューターの方が提案してくださった自分に合った勉強法のおかげで、効率よく受験勉強を進めることができました。
定期的に行われたミーティングでは、進捗状況の確認や分からない問題の解説をしていただきました。

また、過去問以外の問題や模擬試験も提供していただいたことで、限られた過去問だけではなく、多くの問題を解くことで充実した勉強ができました。
そして、復習やノート作成の際に、それぞれのトピックが詳しく解説されていた映像授業やオリジナル教材がとても役に立ちました。

受験校相談会では、多くの大学を在学生から直接紹介してもらい、多くの情報を得ることができたため、受験校を決める際にとても参考になりました。

さらに、ビザの手続きや今後のスケジュールについての説明会もとても役に立ちました。
全ての説明会が録画されていたので、都合が合わなかったり再確認したいときにも見直すことができ、とても助かりました。

また、大学出願のための手続きを全て代行していただき、等価証明書やビザの発行手続きに関するマニュアルを提供していただきました。
手続きで分からないことがあればいつでも質問でき、すぐに返信をいただけたことも心強かったです。

複雑な手続きが多く、インターネットにもイタリアの医学部に関する情報が限られていたため、全て自分で進めていたら今ここにいることはなかったと思います。

本当にありがとうございました。

〈イタリア医学部を目指そうと思ったきっかけ〉

まず、私は日本の医学部を受験し、IB(国際バカロレア)の仕組みで条件付き合格をいただいたのですが、予期しないことが重なり、IB本試験の点数がとても悪く、合格取り消しとなってしまいました。
このようなことはとても珍しく、ほぼ確実に合格できる状態だったため、結果を知った時は、どうすればいいか分からず、とても困りました。

受験前は、万が一落ちた場合にはIB試験を再受験し、翌年に挑戦するつもりでしたが、本試験の結果ではそれも難しい状況でした。
日本の医学部に進むための選択肢は、悪い本試験の結果でも再受験できる高額な私立大学か、IBとは全く異なる一般入試で受験するかの二択でした。
他の学部も検討しましたが、医師になる夢を諦めたくありませんでした。

そんな中で海外の大学を探していたところ、イタリアの医学部の存在を見つけました。
最初は、安価で英語で授業が受けれたとしても、行ったこともなく、言葉も通じない国に6年間も住むのは無理だと思い、他の国の大学を探し続けました。
でも選択肢は限られており、日本では高額な私立大学か何年か浪人してようやく入れるかもしれない国立大学、そして海外だとさらに高額でIB試験を再受験しないといけない大学がほとんどでした。

ハンガリーやチェコの医学部なども考えましたが、留年率や退学率が高かったり、入学試験が難しそうだったりと、行く気にはなれませんでした。

その中で一番現実的で魅力的だったのがイタリアの医学部だったため、まずはインターネットで情報を集めることにしました。
そこでこちらの予備校を見つけ、ウェブサイトを何度も隅から隅まで読み、YouTubeの動画を何度も見て、良さそうな場所だと感じました。

ただ、行ったこともなく、言葉も通じず、近くに知り合いもいない、そして簡単に帰国もできないということが不安でとても迷いましたが、高校の先生や友人に背中をおされたことや、予備校の説明会での印象から、イタリアの医学部を受験してみる決心をしました。

〈イタリア医学部の魅力〉

先ほどの文章からは、他に選択肢がなかったからイタリア医学部を選んだように聞こえるかもしれません。最初は実際にそうでした。
でも今ではイタリア医学部以上の選択肢はないと思うぐらい満足しています。

イタリアの医学部では、卒業と同時に試験なしで医師免許を取得でき、さらにEU全体で有効な医師免許が得られるのが大きなメリットです。
また、先進国で、美味しいご飯が楽しめて、物価もそれほど高くありません(残念ながら安くはありませんが、スイスやアメリカと比べるとマシだと思います)。
さらに、留学生がEUの学生と同じ授業料で受けられるなど、魅力的なポイントを挙げ始めるとキリがありません。

日本の医学部の入試とIB本試験の結果が全て出揃ったのはお正月だったため、私がイタリアの医学部にチャレンジすることは、1月下旬には決まっていました。
そのため、2月や3月にあるほとんどの私立大学の入試を受験することもできました。
もし、私のように日本の医学部に行けなかった場合の選択肢として考えている方がいるなら、一般入試の後でも、私立大学は6月頃や10月頃にも試験がある大学もありますし、国立大学は9月頃に入試があるので、そういう方にもおすすめです。

まだ大学生活が始まったばかりで右も左も分からない状態ですが、毎日美味しいご飯を食べ、いろんな国からの学生たちと一緒に楽しい授業を受け、休日は友人と一緒に出掛け、毎日充実した日々を送っています!

〈受験までに感じていた不安〉

私は正直、勉強よりも大学選びや合格できるかどうかの不安の方が大きかったです。

勉強自体は、化学・物理・数学は高校で学んだものと範囲も形式も似ていたので、復習や過去問の対策で十分でした。
生物も自分のペースで数ヶ月間のんびり進められたので、比較的楽しく勉強することができました。

国立大学を受験する時には、Non-EU枠では一校しか受験できないので、自分が本当に行きたい少しレベルが高めの大学にするか、少し点数が低くても入学しやすい大学にするかをとても迷いました。
その時、ミーティングで相談させていただき、自分が一番行きたい大学を受験することを決意しました。

合格するかの不安はどの受験生も一緒だとは思いますが、しっかりと勉強し、自分ができる限りの勉強はできたと思えたので、受験当日は比較的落ち着いて試験に臨むことができました。

〈私の受験スケジュール〉

2〜3月:私立大学の入試
3月下旬〜:私立大学入試の結果
9月中旬:IMAT受験
9月下旬〜10月上旬:私立大学に通学
10月上旬:IMAT結果発表
10月下旬〜:国立大学に通学

浪人だけはどうしても避けたかったので、私はいくつかの私立大学を滑り止めとして受験しました。

私立大学の試験は、難易度が国立大学の試験よりも比較的易しく、高校で学んだ内容に近いものだったので、少しの対策で合格することができました。
その中での第一志望校としていたCattolica大学に合格することができました。

大学によって併願が可能な場合とそうでない場合があるみたいですが、幸運なことにCattolica大学とPavia大学は併願が可能だったため、Cattolica大学に入学した状態でIMATを受験することができました。
そのため、少しイレギュラーだとは思いますが、まずPavia大学がある町でIMATを受験し、その後ローマにあるCattolica大学に移動し、数週間通学しました。
そして、IMATの結果が出てPavia大学に合格したことが分かった後、Pavia大学がある町に戻りました。

〈私の勉強法〉

私は1月下旬から9月上旬までの約7ヶ月半、受験勉強に取り組んできました。

IBでは化学と物理を選択しており、テストの内容と形式はIBで学んだものとほぼ同じだったため、この2科目は、過去問を解いたり復習したりすることに重点を置きました。
一方、一番点数配分が高い生物は、高校1年生の生物基礎の授業以来全く勉強していなかったため、テスト勉強は生物に集中しました。

チューターの方に勧めていただいた教科書を使い、IMAT範囲のノートを作成し、それをもとに復習を進めました。
全ての範囲を学び終えた後は、約10年分ほどある過去問に挑戦しました。
分からない問題や間違えた問題は自分で調べたり、チューターの方に質問したりして確認し、その内容を写真に撮って後日復習しました。

時間に余裕があったため、過去問を何度も解き直し、こちらの予備校から提供された問題にも取り組みました。

〈今後の受験者に対するメッセージ〉

イタリア医学部では、色々な国から来た、様々なバックグラウンドを持った学生が集まるので、とても特別な環境で医学を学ぶことができます。

まだ始まってから少ししか経っていませんが、色々な年齢層のクラスメイトと交流したり、色々な国の文化を知れたりしてとても楽しい日々を送ることができています。

私が最初思っていたように、遠くて言葉も通じない国で6年間も暮らすのが不安、と感じるかもしれませんが、勇気を出してチャレンジする決意をすれば、特別な環境でとてもいい教育を受けるだけではなく、日本では得られない貴重な経験ができると思います。

受験勉強や色々な手続き、渡航など、一見大変そうに思えるかもしれませんが、一歩踏み出してみれば、その後のことは意外とスムーズに進んだりするので、ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてください!

娘がイタリアの医学部に行くと決めてからわずか9ヶ月で、無事に第一志望のパヴィア大学に入学することができました。
この短期間で目標を達成できたのは、貴校のサポートがあったからこそであり、心から感謝しています。

今年初め、限られた情報の中で夫と娘と3人で説明会に参加し、貴校に入会を決めました。
それから今日に至るまで、大変お世話になりました。

事務的な手続きでは、私立の入試出願、合格後の手続き、IMATの手続きなど、全てスムーズに進めていただいたおかげで、娘は勉強に集中することができました。
渡航前のビザ手続きについても、疑問点があればすぐに的確なご回答をいただけたので、困ることなくスムーズに手続きを進めることができました。

学習面においては、様々な教材のご用意、模擬試験の実施、担当チューターとの定期的な面談などを通じて、学習すべき内容が明確にわかり、娘は迷うことなく勉強に集中できたようです。

受験時のサポートでは、空港までの迎え、試験当日の会場までの付き添いなど、手厚い支援をしていただき、不安なく試験に臨むことができました。

実際にIMATを受験した現役イタリア医学部生ならではの、きめ細やかなサポートが本当に心強かったです。
また、合格後パヴィアに到着してからも大学の入学手続きや住居探しなど、引き続き多くのサポートをしていただいています。
18歳の娘を一人で見知らぬ土地に送り出すことに不安を感じて私も渡航してきましたが、ここまで手厚いサポートを受けられるのであれば、私が同行する必要はなかったかもしれないと思うほどです。

貴校のサポートがなければ、イタリアの国立医学部への進学は実現しなかったと思います。
本当にありがとうございました。

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