ユニカミラス大学
Saint Camillus International University of Health and Medical Sciences
ローマ
英語コースが創設された年
2018年
定員数(2024年度)
〈non-EU枠〉
400名
〈EU枠〉
200名
年間学費(2024年度)
€21,000
受験形式
日本からオンラインで受験可能
必要な英語資格
なし
※以下の情報は、過去の学生へのインタビューに基づいて掲載しております。
臨床実習の内容
他の多くのイタリアの医科大学と同様に、臨床実習は4年生から本格的に始まりますが、その前段階として「解剖学」「組織学」など多くの実験授業が組まれています。
1年生からは縫合のやり方を学ぶなど、実践的なワークショップも数多くあります。
なお、6年生では授業や臨床実習はほとんどなく、主に論文の完成に集中します。
試験制度
すべての試験は、筆記試験と口述試験で構成されています。
通常、筆記試験は選択式ですが、一部の科学系の科目では計算問題が含まれることもあります。
口述試験では、聞かれた質問について回答することに加え、学生が学んだトピックについてより深く掘り下げる時間が与えられ、成績を向上させるチャンスが得られます。
通常の試験期間は、前期が2月、後期が6,7,9月にありますが、それに加えて4月と12月にも臨時の試験期間が設けられています。
住居
ユニカミラス大学には学生寮がありますが、非常に人気が高いため、部屋を確保するのは難しいです。
大学はローマの少し郊外にありますが、寮を抑えられなかった学生や、社交生活を楽しんだり他の活動をするために市内に住むことを希望する学生の多くは、毎日1時間程度をかけて通学するという選択をしています。
家賃は「エリア」や「ルームメイトの有無」によって変わってきますが、「月約500~800ユーロ」を見込んでください。
クラスや教授について
ほとんどの教授は、非常に優れた英語力を持った専門家であり、実際に分子生物学を教えている教授の一人は、パンデミックの初期にCOVIDウイルスを初めて解明したチームの一員でした。
年間で平均250~300人の学生がいます。
年々増加する生徒を受け入れるために、新しいキャンパスの建設も予定されています。
クラスは国際色豊かで、グループプロジェクトやプレゼンテーションを、お互いに協力し合いながら行なっています。
大学自体が多くのリソースやすべての講義とスライドを学生に提供しているため、他の大学と比べて、学生自身が多くの準備や整理をする必要があまりありません。
施設や設備
ユニカミラス大学の大きな特徴は、大学がZoomやGoogle Meetを使わずに独自のオンライン授業プラットフォームを構築したことです。
講義は録画され、教授、科目、日付ごとに自動的に分類されてアップロードされる機能も内蔵されています。
また、このプラットフォームは、予防接種や必要な検査の予約、さらにはクラス代表の投票など、他の多くのタスクを自動化することも可能です。
他の多くの大学では「学生課からのメールの返答が遅い」など、一つひとつの手続きでストレスが溜まることが多いそうですが、ユニカミラス大学はそれとは対照的です。
他にも、大学には「UniHall」というオープンスペースやカフェテリアが備わった施設や、「UniLabs」という最新の実験室などが備わった研究施設があり、充実した学習環境が提供されています。