ボローニャ大学
Alma mater studiorum - Università di Bologna
ボローニャ
英語コースが創設された年
2017年
定員数(2024年度)
〈non-EU枠〉
20名
〈EU枠〉
97名
合格最低点(2024年度)
こちらの記事からご確認ください。
※以下の情報は、過去の学生へのインタビューに基づいて掲載しております。
臨床実習の内容
ボローニャ大学医学部では、臨床実習が2年目から始まり、病院やラボでの実習を通じて、医療現場での実践的なスキルを身につける機会が豊富にあります。
また、学生がイタリア語能力を磨きながら、患者とコミュニケーションを取り、診療を学ぶことが求められています。
プロセクション(教授が解剖を行い、学生はそれを観察する)やシミュレーションなどの実験室でのトレーニングも含め、ボローニャ大学の臨床実習は、医学生にとって非常に充実したカリキュラムとなっています。
試験制度
ボローニャ大学の試験は独特で、ミラノ大学と似た制度を導入しており、科目を分野ごとにまとめ、大きな科目試験を細かな単位に分割しています。(総合試験)
分割された各単位は、それぞれ1,2人の教授が担当し、この教授たちが個別に試験内容を決定します。
試験形式は、「口述」「筆記」「実技」など科目に応じて様々であり、学生は多様な対応力を求められます。
住居
宿泊施設の費用は、「部屋の質」「エリア」「ルームメイトの有無」に大きく左右されますが、ボローニャでの生活費は他の主要都市(ローマやミラノ)ほど高額ではありません。
大学に近いエリアでのシェアハウスや、学生寮の一人部屋の場合、「月約400~600ユーロ」が一般的です。
また、学生寮以外で一人部屋を探す場合は「月約600〜900ユーロ」を見込む必要があります。
市の中心部に近い物件や大学に近い物件の場合、特に家賃が高くなる傾向があります。
クラスや教授について
クラスは大規模で、最大約60人の学生が講義に参加し、国籍や年齢も多様です。
これほど大人数だと組織運営やコミュニケーションが困難になりがちですが、ボローニャ大学には多くのオンラインリソースや学生グループがあるため、サポート体制は整っています。
施設
1,2年生では、新しい心臓病学のラボや病院を利用できます。
また多くの授業や作業エリアも、最近改装されたばかりでとても綺麗です。
授業外での作業に利用できる図書館も数多くあることに加え、レジャー施設も充実しており、ジム、食堂、プールなど、すべてが揃っています。