ビコッカ大学
UniversitàdegliStudidi Milano-Bicocca
ミラノ
英語コースが創設された年
2017年
定員数(2024年度)
〈non-EU枠〉
18名
〈EU枠〉
30名
合格最低点(2024年度)
こちらの記事からご確認ください。
※以下の情報は、過去の学生へのインタビューに基づいて掲載しております。
臨床実習の内容
臨床実習は2年生から始まります。
医師と学生の比率が1:1または1:2で設定されており、優れた学習機会が提供されます。
また4年生の臨床実習では、学生は3人1組で実習が行われるため、実習の後期でもより密接な指導を受けやすくなっています。
試験制度
試験の形式は教授によって異なりますが、一般的には選択式、口頭試験、または論述式で行われます。
また試験は「ブロッキング科目」と呼ばれる「ある単位を取得するためには、ある単位を取得していなければいけない」というシステムが採用されています。
例えば1年生の『解剖学』の単位を取得しないと、『生理学』や『病理学』の試験を受けることができないという形です。
ただし、試験は受けられなくとも授業には出席できるので、大きな心配は必要ありません。
また、ビコッカでは他の大学とは異なるユニークな試験があり、未来の医師育成に重点を置いています。
コンピュータサイエンスの要素を学び、医療環境でロボティクスの実習も行います。
住居
大学は住居探しをサポートしており、個室で「月約350ユーロ」の物件も見つかる可能性があります。
場所選びは多少難しいものの、徒歩や自転車で無理なく通える範囲内で探すことも可能です。
クラスや教授について
教授たちは非常に親切です。
大学としても教授と学生の協力関係を重視しており、教授たちは個人的で親しみやすい関係を築こうとしてくれます。
クラスは平均で15〜25人程度で、クラスの約20%は、多様なバックグラウンドを持つ国際的な学生が占めています。
施設
ビコッカ大学には、最近整備された図書館や研究室など、優れた施設を誇っています。
ただし、多くの施設は病院やIMS(国際医療学プログラム)の授業が行われる場所とは異なる場所にあります。
これは、大学のメインキャンパスがミラノのビコッカに位置しているのに対し、「医学部英語コース」はベルガモ市に位置しているためです。
さらに、メインの医学キャンパス(イタリア語コース)は実際にはモンツァにあり、そのため研究室や多くの図書館もモンツァにあります。
これら3つの場所は鉄道で結ばれており、ビコッカとモンツァはどちらもベルガモ(IMSの場所)から電車で約50分です。
一方で、ビコッカ大学はベルガモ大学と提携しており、ビコッカの学生もベルガモの学生が利用できるすべての施設を利用できます。
ベルガモ大学のスポーツ施設は「医学部英語コース」のキャンパスからバスで約20分の距離にあるため、多くの学生はこちらの施設を利用しています。
また病院には食堂があり、4コースの食事が1ユーロで提供されていることに加え、学生の経済状況によっては無料になることもあります。