出題トピック
化学分野では15問が出題され、各設問のトピックは以下の通りでした。
・物質量 – 4問
・気体の性質 – 3問
・酸塩基 – 3問
・溶液 – 1問
・原子・分子構造 – 1問
・酸化還元 – 1問
・無機 – 1問
・有機 – 1問
問題分析
今年のIMAT試験の問題はこちらからDL可能ですので、ぜひDLしてから分析の内容をご覧ください。
今年の化学は、例年通りの難易度でした。
出題範囲も例年通りで、頻出トピックである「気体の性質」「物質量」「酸塩基」などから多く出題されました。
生物ほど簡単ではありませんでしたが、基礎&標準レベルをしっかりと抑えていれば十分に高得点を狙える出題内容であったかと思います。
化学を得点源としたい学生は12問以上、生物や物理で得点を稼ごうという学生でも9問程度は正解したい難易度でした。
ただし今年は生物で差がつかなかったため、「化学の穴を生物で埋めよう」と考えていた学生には厳しい試験だったといえるでしょう。実際に化学での得点差が合否を分けた例も複数ありました。IMAT試験では生物の難易度や比重が高い印象が強いですが、本年度のように生物で得点差がつかなかった場合、化学での得点が合格の鍵となるので今後としては化学に対しても最重要科目の1つと認識して勉強していきましょう。